オピュランス(正式名称はこちらだそう)*1まであと2週間といったところですね。そちらもドキドキしますが、本家本元のUS版ドラァグ・レースのS15のキャストが発表されました。
もう全然ついていけてないよ…と思いつつも気になってしまいます。しかも、オピュランス当日に配信というタイミングの良さ。しかし、その前に大イベントが待っているのですよ。
というわけで、ル・ポールのドラァグレース カナダ VS ザ・ワールド!!
エピソード6…いよいよ最終回です。
※ネタバレ注意!
- Coronation Eleganza Extravaganza
- Lip-Sync Smackdown #1
- Lip-Sync Smackdown #2
- Lip-Sync Smackdown #3
- おめでとうございます🎊
- ハッピーなエピローグ
音楽は深刻なのにこのシーズンのキャストはみんな仲良しなため、キャッキャしてるだけで全然対立してなさそうで和みます。カナダのこういう演出方針、本当大好きです。
ヴィクトリアさん以外は2回目のランナーアップ、2回目のフィナーレということで今度こそはウィナーになりたいところですよね。そう考えると本当に実力者揃い。
In my @RuPaul era, unapologetically.
— Monét (@monetxchange) 2022年12月21日
Guest judging for the finale of @canadasdragrace this Friday! pic.twitter.com/B1ScKtouqg
今回はなんと、ゲストにモネ・エクスチェンジが登場。自分の番組持ってることもあって、司会というか仕切りがやっぱり上手いですよね。キャストもリラックスして写真撮影に臨んでいて、安心して見られる。
リップスティックのロケットという発想いいですね!この中ではかっこいいヴィクトリアさんが一番好きです。優雅なラジャも良い。リタとシルキーはちょっとユニークで個性がそれぞれ出てますね。
国を越えて、番組を越えてすっかり仲良くなった4人がお互いにたたえ合うという尊いシーンに涙腺が…ポーカーフェイスなイメージのリタバガが嬉しそうにしていたのが印象深いです。毎回フィナーレ前のこの時間はグッときますね。しかし、まだ泣くのは早い…
Coronation Eleganza Extravaganza
しっかり今シーズン全員のランウェイがあって、最高ですね。ジャッジの反応が本当に楽しんで盛り上がってて、それも良かったです。あったか~い。
アイシスとステファニーのルックが好きですね。アイシスは相変わらず強い…アクエリアの人魚ルックを思い出しました…そしてアイシスとステファニー並べると悪魔と天使みたいで対照的なのもなんだか良し。
トップ4人ではやはりヴィクトリアさんとラジャですね!ヴィクトリアさんは最後の最後でものすごいルックを用意していたんですね。
トップ4が自分の写真へ語りかける恒例のパートで、ヴィクトリアさんが泣きそうになった時、リタさんがいつでも支えに行けるように体の向き変えてて(私にはそう見えた)や、優しい~となりました。
エリミ組、ラジャが真っ先にアイシスを気遣っていたり、みんなを鼓舞するステファニー、SRVを名乗るほどラジャ、シルキーと結びつきを深めたヴァニティ。ケンダルが波風立てるかと思ったら、それもなし。そんなケンダルにワクワクアニタさん。と、アンタックラウンジも平和で良かったです。やっぱりあったかいな…
Lip-Sync Smackdown #1
ラジャとヴィクトリアは「Do It」 by Nelly Furtado ft. Missy Elliottでリップシンク!
ネリー・ファータドってカナダ出身でしたね。そういえば。2000年代はヒット曲連発していた記憶があります。
ミッシーパートでのラジャのハマり方…!そして、とても生き生きとリップシンクしていて、対戦相手に怖気づくこともなく堂々としているのも強い。もうラジャの独壇場のようになってしまい、ヴィクトリアさんはすっかりペースを持っていかれた感じがありますね…
Lip-Sync Smackdown #2
「Broken Bones」 by Love Inc.でリタとシルキーはリップシンク!初めて聴いた曲でしたが、これは後で何回も聴いてしまう予感。リップシンク自体も印象的でした。
リタを応援していましたが、ウィナーはシルキーだなと思いました。動きもですけど、口パク、リップシンクが本当に上手いですよね!ギミックの使い方も良かったです。(ケンダルの反応がプライスレス)
リタ…なんか今シーズン、リタについて長文で語ってしまいそうな気持ちを抱いてしまいました。いつでも部外者な気持ちになっていたと語るリタさんが今やカナダのドラァグ・シーンのマザー的存在ですよ…?個人的には今回こそウィナーになるんだろうなと思ってました…
Lip-Sync Smackdown #3
最後はカナダの大御所セリーヌ・ディオンの「River Deep - Mountain High」。セリーヌ全然詳しくないのですが、始終ハイテンションな曲でクライマックスに相応しいなと思いました。ミュージカル曲のよう。
なかなかの名勝負でした。ズームの効いた演出が熱い!カメラマンも興奮してませんかこれは(笑)もうラジャの激しさが曲の盛り上がりと合ってて、素晴らしいエネルギーでした!思わずスタンディングオベーションになるジャッジ達。
リップシンク好きな人間なので今回は3本もリップシンク見られて、アドレナリンが沢山出ました。いや~楽しかったです。
おめでとうございます🎊
Ohhhhh my gawwwd! Winner…?! Me?! I can’t stop the tears! #purplereign💜 if your mad stay mad but I did it for myself and for the ones that have supported me from day one
— RaJahOhara (@RaJahOHara) 2022年12月24日
S11から3年…ヴィランとしてアンチから叩かれたり、身の危険を感じるような脅迫めいたメッセージを受け取ったり…本当に苦難・苦節だったと思います。モニターの向こうのこちらからは計り知れないことですが…
ASにも出演して今シーズンでは思いやりのあるあったかい一面も垣間見え。すっかりラジャが好きになっている自分がいました。そして、何より毎回毎回、ハイレベルなランウェイ!ジャッジからも言われていましたが、本当に毎回拍手を送りたくなるようなルックでした。
S11は色々あったシーズンでしたが、キャストはみんな素晴らしかったことは確か。番組としては、それを証明したかったのかなと思いました。しかも、S11のシスター、ブルックリン・ハイツからの戴冠というのも…グッとくるポイントですよね。
本当におめでとうございました!
そして、私はチーム・ヴィクトリアとチーム・ラジャ、どっちも名乗るという欲張りコースだったのですが、もうある意味正解だったかもしれません。
ハッピーなエピローグ
…と言っていたヴィクトリアさんですが、改めてプロポーズ!
I LOVE LOVE 🥹🥹 @VictoriaScone 💍 pic.twitter.com/BkLFiHLt6H
— kendallgender (@kendallgenderxo) 2022年12月24日
素敵すぎる後日談がついたシーズンでした。本格的に冬に入って、寒すぎる毎日ですが心をあたたかくしてくれるフィナーレで、キャストや制作陣には感謝したいです。
飛び飛びですがEP3の感想も書いてます。↓
*1:オピュとかオッピュレとか呼んでました。すみません。