ル・ポールのドラァグレース オールスターズ シーズン6。“Halftime Headliners”の簡単な感想です。フィナーレに間に合いませんでしたね…
※ネタバレ注意!
リップスティックBOX開示!…BOXはスラングの意味分かるとさらに面白いんですが、スカーレット…w前回のボトムふたりはどちらが帰るか本当に僅差だったんですね。ひとりひとり投票理由を言ってて、気まずくなるかと思いきやアケリアは大人だった…
そして、トリニティも「これ(リップスティック)がみんなの仲を引き裂くよね」と言ってて個人的な怨恨にならないようなフォローの一言。空気が悪化しないような年長組の態度がとても良いなと思ってしまいました。うーん見習いたい…
導入パートの最後はジャンの決意みなぎるコメント…何かの伏線なんでしょうか…(ざわ…ざわ…)
メインチャレンジ:All Stars 6 Hall of Fame Half-Time Show
スターに扮して、ル・ポールの曲でハーフタイムショーを演じるというリップシンクチャレンジ。
ソニークがスティーブン・タイラー*1を選んでいて、テンションが上がりました!自分はスティーブンが大好きなんですよね。子供の頃からのアイドル的存在です。トリニティが「誰…?」となりながらも話を合わせていて笑ってしまうという。「(ソニークの説明を聞くと)男らしい感じみたい?」w
#AeroHistory: January 28, 2001 - Aerosmith ROCKS Super Bowl XXXV Halftime Show.#NFL #SuperBowl #NSync #Aerosmith #BritneySpears #Nelly #MaryJBlige #Football @NFL @britneyspears @maryjblige @NSYNC @Nelly_Mo pic.twitter.com/RNauwidoVv
— Aerosmith (@Aerosmith) 2020年2月3日
スティーブンがボーカルを務めるバンド、Aerosmithは2001年のハーフタイムショーでブリトニー、インシンク、ネリー、メアリー・J・ブライジと一緒にパフォーマンスをしています。何回観たか分かりません。
ちなみにAerosmithの『Pink』という曲のMVって1997年リリースなんですが、すごく包括的なんですよ。(ドラァグ・クイーンも出るよ)年齢制限あるのでリンクを貼ってもこの記事からは観れないようですが興味のある方はYouTubeで観て欲しい。どこが年齢制限に引っかかったのか分かりませんが半裸の人がいるからかな…?※演出が少しグロテスクと思う方もいるかもしれません。
Prince wore these sequined gold shoes during his Welcome 2 America Tour in 2010-2011. Preview more of the shoes from the "Beautiful Collection" exhibit at @PaisleyPark, opening today, via @RollingStone. https://t.co/2iCDIfGvVj pic.twitter.com/Es0PwqYa28
— Prince (@prince) 2021年7月9日
今回はアケリアの演じるプリンスなど女性スターにとどまらない役のラインナップなのが良いなと思いました。特にプリンスはずっと性的規範にとらわれないあり方を貫いたり、ドラァグ的な衣装を良く身に着けてたようですし。個人的にロックスター絡みのチャレンジがもっとあると、とても嬉しいですね。
話がそれましたが、ラジャはダイアナ・ロスをチョイス。ルーのアイドルなのでハードルが上がってしまいますが、果たして…ビヨンセに決まったトリニティもこれまでのビヨンセを演じたら失敗するという前例が続いているのでプレッシャーが。
パンドラはキャロル・チャニングス。調べたら確かに彼女は1972年のスーパーボウルで初めてハーフタイムショーを務めたスターなんですよね。ところで、パンドラがPandyとかPandaって呼ばれてるのかわいすぎないですか?
スカーレットはケイティ・ペリー、エウリカはマドンナ、ジンジャーはファーギー、ジャラはシャキーラ。そしてジャンはレディー・ガガなんですが、自分と共通点が多いらしく張り切っているという。そしてジャン得意のミュージカル系チャレンジなのでそれは張り切りますよね。
ダンスコーチはJamal Simsなんですがジンジャーが言ってた通り教え方が優しく見てて安心します。そして、ジンジャーのファーギーの曲名ぜんぶ盛りなコンフェッション笑いました。流行ってたときに良く聴いてたから懐かしい…
さて、チャレンジ本編なんですが、ルーの曲が各ミュージシャン風にアレンジされてるのが楽しかったです。流石、オールスター、みんな素晴らしいですね。甲乙つけがたい…これはでもダンスが上手いとか下手ではなく、みんなどれだけ演じる役にチャネリングできるかだなという気も。
ウィナーはジャンかトリニティかなという予想ですが、当たるかな…?アケリアめちゃくちゃかわいいしなりきってて良かったです!ダンスが不得意であっても、いかにパフォーマンスに没頭できるかですよね。ソニークのスティーブンは最後のキメ顔が似てたんですが、ウィッグがあんまりそれっぽくなくて…そこだけ少し残念です。
ランウェイ:The Frill of It All
今回のルーのルックは裾の短さが気になってしまう…最近は美脚見せたい感じですよね。それもゴージャスとは思うんですが、個人的にはガウン系の方が好きです。
フリルがテーマ。以下、好きなルックです。
私、こんなにフリル好きだっけ?と思いました。動画は全ルック登場しますので、是非見てください。
エウリカ
大きめのフリルがかわいい。カウガール的アプローチも良かったです。どピンクであれをやるのもいいですよね。
ラジャ
流石、ランウェイがそつないですねドナ・サマールックも良かったですし、ルックの安定度は高い人だなと思います。
スカーレット
ミシェルが思わず絶句してましたが、これぐらいデフォルメしていると見てて気持ち良い。
ソニーク
推してるのもあるんですけど、今回のルックも良いですね。ハズレが無いイメージです。ゴージャス!
ジャン
カンカン娘的なアプローチですが、ガーターベルト(でいいのかな?)があるだけで100点満点です。ダンサーとして踊りやすそうという視点で選んだルックっぽくて、個性が出てますよね。
パンドラ
パンドラってこういうルックでも「子供っぽいな」とはならないのがすごい。歳のことをネタにしてますけど、ドラァグに関してはエイジレスというか…こういう着こなしできるようになりたいなーという憧れが生まれてきました。
アケリア
テーマをまっすぐに解釈するものが多かった中であっと言わせるアプローチにチャレンジしたアケリアに拍手を送りたい。こういうのが見たくてドラァグ・レース観てるんだよな~
今回のアサシン
アケリア、トリニティ、ジャンがトップ3だなと思ったんですけど、アケリアがボトムとは…?ジャッジと見解の相違がありますね~何はともあれジャンおめでとう!
アサシンはジェシカ・ワイルド!個人的には、実際にライブでブリトニーがしていた振り付けが入っていた*2のでそれはもうジェシカがウィナーだなって…リップシンク曲は『Womanizer』。
ジャンとジェシカ、どちらも赤いルックというのが示し合わせたのかなっていう組み合わせですね。と思っていましたが、良く考えたらBillboard Music Awards 2016のブリトニーのルックをイメージしているのかも。
Britney Spears to perform at 2016 MTV #VMAs https://t.co/LeXe8nW67o pic.twitter.com/C2qbZYB30e
— billboard (@billboard) 2016年8月17日
Untucked
ソニークがドラァグ・キングになったのは初めて。ドラァグ・キングネームはOliver clothesoffにしたいと言っていてスカーレットが「良い名前!」って褒めてたのですがOliverはどこからの参照なんでしょうか。clothesoffはクローゼットから出てるよみたいな意味合いなのかなと思いますが。
トリニティが左手首に掘ってる元カレの名前が(偶然?)Jamalだったのびっくり!とかバックアップダンサーの話しよ!とか、ルーと一緒にチキンウイングを食べながら談笑したよね~とか本当に楽屋裏話っぽくて楽しい。にしても、Jamalは大人気ですね。
S11エピソードが良く出ますね…(S11キャスト多いからでしょうけど)とりあえずラジャがS11untuckedのことで感情を見せたこと、それを自分で見返して乗り越えて成長したことを話していて良かったなと…パンドラが「self doubt(自己疑念)は無視すること」というようなことを言っていて見習いたい。にしてもスカーレットは毎回ちょこっと下ネタ挟んできて笑ってしまうw
ジャンがアサシンはウィドウ・ヴォン・ドゥ希望!といっていてS12シスターの友情に温かい気持ちに。いやいやジャンは本当に性格が良いな…
ジャンがボトムのふたりと1対1で話すくだりがなくて…カットされたのかな。2回目のオールスターでしたが、ジャラはここで帰ることに…シャキーラに「もし自分のトリビュートパフォーマンスでがっかりさせたならごめんなさい」と言ってて…湿っぽさを感じさせないカラッとした去り方がジャラらしかったですね。エピソード1から結構楽観的なのでは?という演出がされてきてたんですけど、結構こういう描写あるとフラグ立つのかな…という気がします。早く戻ってきて…!(カムバックある前提で話している)