カナダ版RPDRこと、Canada’s Drag Race、シーズン1エピソード7 “Miss Loose Jaw”の感想です。
カナダのミュージシャン・Allie Xがゲスト出演。
※思いっきりネタバレありです。
※書きたい部分しか感想書いてないです。
※画像引用が多くて重いです。
sksksksjs not the FILLER 😹@ItsScarlettBobo @thequeenpri #CanadasDragRace https://t.co/tJPB5QuJco pic.twitter.com/6KRbqZec88
— World of Wonder (@WorldOfWonder) 2020年8月14日
前回心配していた通り、ボボはウィナーになれなかったことで苛立ちが隠せない様子に。
プリヤンカのコンフェッションで何度も「彼女は怒っている」と強調されます。
果たして今回こそはウィナーになれるのか…
メイン・チャレンジ: the Miss Loose Jaw Pageant
キャラクター解釈が合ってるかは不明です。
プリヤンカ:Miss Demeanor
いつも怒っているようなキャラクター?
.@thequeenpri’s Miss Demeanor is giving us (new) life with this performance. 🙌 👶 #CanadasDragRace pic.twitter.com/EPYpETXFWi
— Canada's Drag Race (@canadasdragrace) 2020年8月14日
妊娠中という設定を加えてパフォーマンスに生かしていました。スナッチゲームと同じ結果になったような気もしますが…他の時はそうでもないのに、演技だと平坦になりがちなのは何故でしょう。もどかしいところ。
イローナ:Miss Erable
「miserable(みじめな)」という単語をもじった名前。その名の通り、いつも不機嫌だったり悲しんでいたりすることが多いキャラクター。出て来た時からずっと不機嫌顔を崩しませんでした。AS3のゴス・キティーのような方向でいけば良かったんでしょうか。立ち回りが難しそうな役。「演じてなくてそのままなんじゃない」とプリヤンカに意地悪言われてましたがw
ジンボ:Miss Behavin
.@jimbodragclown’s Miss Behaved is nothing but trouble. 🤭😈 #CanadasDragRace pic.twitter.com/p2LYGaNhzc
— Canada's Drag Race (@canadasdragrace) 2020年8月14日
いつもhorny(ムラムラしている)というアクの強いキャラクターでしたが、ジンボは見事に演じていましたね。そもそもいつもキャラクターに入り込んでいるようなジンボなので、朝飯前といった感じ。生き生きとしていたし面白かったのにボトム候補になってて良く分かりませんでした。
ボボ:Miss Informed
リタが読み上げてた説明では「全ての話題に権限があり、全てのものに対して意見がある」というキャラクター?「Informed=知識のある」という意味なので、博識でそれを人に説明するのが好きな人という意味でしょうか。歩くWikiというような…?
we CAN’T with @ItsScarlettBobo as Miss Informed on the bongos😂 #CanadasDragRace pic.twitter.com/TRY6EmAhjH
— Canada's Drag Race (@canadasdragrace) 2020年8月14日
ボンゴ叩くところがかわいかったですね~ボボは毎回何かしら叫んでる気がします(笑)配役された時はムッとしていましたが、やる時はちゃんとやっていて上手くチャーミングなキャラにしていて良かった。
レモン:Miss Fitts
手に負えないパジェント・プリンセス。
Pageant Mode: ACTIVATED 💅👠💄👑 @thatbitchlemon #CanadasDragRace pic.twitter.com/lcQ45pJYRH
— Canada's Drag Race (@canadasdragrace) 2020年8月14日
キャラクターへの没入がすごいなと思いました。張り付いたような笑顔が怖いw他の出場者が話してる時の顔にも注目。パントマイムも最後まで観てる人を楽しませる構成で、ウィナーなのは納得ですね。
リタ:Miss Match’d
能天気で楽観的な人物。「miss match(ミスマッチ)」のもじり。イローナが「全く同じような人が友達にいるから似すぎてて怖い」と言っていましたが、タレント・ショーで全然ラッピングできていなくてもハジけていて強い。
Thank you to #MichelleDubarry and all the queer people who paved the way for us to be out and proud today 💞#CanadasDragRace https://t.co/tJPB5QuJco pic.twitter.com/HV86T08B4f
— World of Wonder (@WorldOfWonder) 2020年8月14日
今回ゲストとして登場したMichelle DuBarryは世界最古のドラァグ・クイーンとしてギネス・ブックに載っているそうです。なんと1931年生まれ。 ドラァグの道を開いてくれた先人として尊敬されているようですね。
戦うSissies
"THEY'RE FIGHTING ABOUT NOTHING" 🔥@ItsScarlettBobo @IlonaVerley #CanadasDragRace https://t.co/tJPB5QuJco pic.twitter.com/6IdB6RjAzc
— World of Wonder (@WorldOfWonder) 2020年8月14日
ボボのフラストレーションがsissyに爆発…周りが茶化したり囃し立てたりしていたのに笑いました。周りの反応がああだと、深刻化しなさそうで良かった。
I LOVE MY SISSYYYYYY @IlonaVerley https://t.co/IZOpA2S6a2
— Scarlett BoBo (@ItsScarlettBobo) 2020年8月15日
実際ラジオではイローナが「一番仲の良い人の一人」とボボのことを説明しています。
ランウェイ
テーマはずばりパジェント。
好きなルック
リタ
ヘア・スタイルやウエストなどをジンボにけちょんけちょんに言われていましたがwガウンがとにかく綺麗。ティエリー・ミュグレーからインスパイアされたんだとか。グレン・クローズも意識したそうです。
ジンボ
Category is... Pageant Perfection 👑
— World of Wonder (@WorldOfWonder) 2020年8月14日
Serving polish for days: @jimbodragclown! #CanadasDragRace https://t.co/tJPB5QuJco pic.twitter.com/TfJfXKe0Mb
手間がかかっていそうなウィッグやゴールドの涙など、今回も良いな~と思ったのですがジャッジからは酷評…テーマから外れているという指摘はまだ分かりますが…?
We STAN @jimbodragclown in the Hole household! ❤️ https://t.co/FBSOQfSHFj
— Cheryl Hole (@CherylHoleQueen) 2020年8月14日
ついにuntuckedでジンボのフラストレーションが爆発。本家RPDRでも「ミシェル嫌い!」と言い出す人が出て来たりしますが同じ流れなような…でも本家と違うところはロスのように「自分はミシェルと反対の意見」と言うような人がいない。ので、メイン・ジャッジ3人が一方的にけなしているように見えてしまうのかも。
いずれにしても、もしS2があるならこのジャッジの構成は改善しないとまずいのでは…ジェフリーはあえてヴィランを演じているんだなという解釈をしていますが、あまりの反発に今後のキャリアに響くのではと心配になってきました。元々、好感度高い人だったと思うんですけど何でこうなったんだろう…でも悪くなった評判に反して番組内ではとても楽しそうなので余計にいたたまれないというか…
レモン
ビューティー・コンテストに出る子供に扮するという変化球。ユニークだしかわいいし、キャラ設定もあるし…楽しいルックで好きです。公式サイトでサイン入り写真が販売中。
ボボ
「自分は常にブライズメイド(花嫁介添人)…」から始まるキャプションに心が痛みます。今回のルックも良かったのに、またセーフ。タバコ吸いながらの登場とか最高じゃないですか…「オスカーに出席させられたロックスターみたい」と言われていましたがまさしく。
cinematic parallels @jansportnyc pic.twitter.com/3GGQXxTjAU
— Scarlett BoBo (@ItsScarlettBobo) 2020年8月14日
今回はともかく前回は本当にウィナーになってもおかしくなかったのに…どんどん目が死んでいくボボが見てられないですね…報われて欲しい。次回、メイクオーバーチャレンジでdrag matherぶりを発揮してウィナーに…とか期待してます。
リップシンク
今回のリップシンク曲はAllie Xの『Hello』。
イローナは今回も見応えのあるリップシンクでした!毎回エネルギーを感じるパフォーマンスです。一方、プリヤンカはガウンをたなびかせて宣戦布告。エレガントな路線で攻めるのかなと思いきや、ギャグ路線でジャッジを沸かせるという…プリヤンカはリップシンクで実力を見せつけました。2回目のボトムなので流石に次は危ないですね…
Game over @canadasdragrace pic.twitter.com/YHQYG6IUfn
— Ilona Verley (@IlonaVerley) 2020年8月14日
3度目のリップシンクとなったイローナがここで脱落…
先住民族の…そしてとりわけTwo-spiritとしてTVに出演するのは誇らしいと語っていました。これまでに自分と同じような人物がTVに出ていたり尊敬できるような対象もいなかったと。 Two-spirit - Wikipedia
毎回、ランウェイを観るのが楽しかったイローナ。 去る時は号泣しそうだなと思っていましたが、意外とすっきりした雰囲気で良かったです。
Polaroids of tonight elimation live on Depop now. https://t.co/7k6m6UEEUC pic.twitter.com/BoeWXeuayl
— Ilona Verley (@IlonaVerley) 2020年8月14日
今回のルックを着たイローナのサイン入り生写真(チェキ)が以下リンクで購入できます。
ぼんやりした予想
ワークルームでリタとハイツが交わしていた会話が気になっていて…「ハウス・オブ・バガのマザーでもあり、今や唯一のケベックとなってしまったのでプレッシャーがある」というリタに対して「自分もRPDRに出演した時はカナダを代表する気持ちになり、プレッシャーがあった」と返していたんですよね。
ここまでの成績もリタはかなり優秀なので…と考えるとウィナー候補なのかなあという気がする演出でした。
TOP3なのかTOP4になるのかは分からないんですけど…(恐らくTOP3?)
最終的にリタ、ジンボ、レモン、ボボ、プリヤンカという順位になりそうな気がしています。そんなシナリオになるようにジャッジも難癖付けたりして結果を調整しているのかなーという。応援しているボボがランナーアップして欲しい…