カナダ版RPDRこと、Canada’s Drag Race、シーズン1エピソード5 “The Snatch Game”の感想です。
※思いっきりネタバレありです。
※書きたい部分しか感想書いてないです。
※画像引用が多くて重いです。
ベテランのタイノミが去ってしまったことで各人の心には色んな気持ちが去来していた…タイノミの鏡メッセージを見て、イローナはまた泣いてしまいます。
レモン「毎週、みんなのことはファミリーだなと感じるようになってきてるのに…」
プリヤンカ「カインは違うけど」
と痛烈なジョークを飛ばして笑いを取る、プリヤンカ。自分はこれでトップになったんじゃないかと自信をみなぎらせています。が、リタは「完璧じゃない。彼女の耳を見てよ」とちょっとチクリとshadeを投げていました。ここで緊迫感が続かずに笑って流す雰囲気なのがカナダっぽいのだろうか?などと思いました。
さらに「曲が始まった瞬間にリップシンクせずに帰っちゃおうかと思った」と言ったイローナに、プリヤンカは「ジャッジにも私達にもそれは失礼じゃない?被害者ぶらないで」と反感を示しました。
プリヤンカに同意しつつも「言い過ぎ」と思ったのかハラハラした顔で見守るボボ。何気に「Thank you」と茶化して言っているジンボ。「まだテンションは高いみたいだね」と空気を直そうとするレモン。毎回ですが観るところが多いです(笑)
ミニ・チャレンジ:Reading
ボア、キアラ、レモンが良いなと思いました。(意味が分からない部分が多いので他の人の反応で判断してるところもあるけれど)
ジンボはムッとするリタに思わず「いやほんとは素晴らしいと思ってます…」と弁解してしまいreadingじゃなくなるという人の良さ…
そんなリタはなんと、ハイツをReadingするという大体な行為に…!
レモンは言ってることも本気じゃないんだろうなーと分かるのですんなり聴けるのかも。なんとなくReadingはベテラン・クイーンが強いというイメージでしたが、覆されました。
メイン・チャレンジ: “The Snatch Game”
Our queens are live on the red carpet with @stayfabulous and @etalkCTV on the Snatch Game! 🎤#CanadasDragRace https://t.co/tJPB5QuJco pic.twitter.com/hjm0XZKnd2
— World of Wonder (@WorldOfWonder) 2020年7月31日
恒例のスナッチゲーム。レッド・カーペットでインタビューを受けるというシチュエーションが追加されているのが新しい。
プリヤンカ:Miss Cleo*1
タロット占いをする人物ということでタロットに絡めて面白く返したりなど、色々できそうなのになあと残念。(言うはやすしですが)子ども向け番組で8年働いていたということで自信があったみたいですが、スナッチゲームにはやはり魔物が住んでいる…?
レモン:ジョジョ・シワ
#CanadasDragRace https://t.co/Z5HRgMqeDe pic.twitter.com/5FNRMmveru
— Canada's Drag Race (@canadasdragrace) 2020年7月31日
ウィッグのもみあげが無いことがつい気になってしまいました(笑)おバカな子供スターというキャラクターで自分で笑いも取れるし、他の人のいじりのネタにもなってて上手くいったように見えました。
ジンボ:ジョーン・リバーズ
声がそもそも似ている。他のキャラクターにも上手く絡んでいっていて、マイペースなジンボなのに意外だなと思った活躍でした。いや、逆にマイペースだからこそ上手くいったのかな。
ボボ:ライザ・ミネリ
Wigs on wigs!❤️@ItsScarlettBobo #CanadasDragRace pic.twitter.com/i1nbAYuDrR
— Canada's Drag Race (@canadasdragrace) 2020年7月31日
何をやってもボボになってしまうような気がしていましたが…ライザの真似は前からやっているので安全策を取った模様。正解だと思います。落ち着きないキャラクターはボボの元々のパーソナリティにも近いので自然ですし。「ジョジョとダンスバトル」というフリを上手く繋げて話を広げていましたね。ウィッグ取る下りも良かった。
ボア:ジプシー・ローズ*2
シンディー・ローパー、レベル・ウィルソンと他にも候補がいたようですが、どうしてジプシー・ローズにしたのか?他のドラァグ・クイーンが真似をして問題になったことが何度かありますし、リスクが大きいと思います…オフェンシブになりたくない気持ちから面白くできなかったらしく。レベル・ウィルソンにすれば良かったのにと残念。
Is that @ritabagaz or THE Édith Piaf? We may never know. 🤷 #CanadasDragRace pic.twitter.com/nGFLkFhW4Z
— Canada's Drag Race (@canadasdragrace) 2020年7月31日
映画を見た限りですが晩年のピアフの様子に確かに似ているかも。単純に皮肉屋な老女というキャラクターはリタには向いていそう。
イローナ:Rebecca More(Cock destroyer)
🤣 AMAZING 🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥 https://t.co/nBGn56dSIH
— Rebecca More (@more_milf) 2020年7月31日
ついにCock destroyerをする人がスナッチゲームで現れた!自分の番でない時も演技を続けていて良かったです。元々本人が面白いですからね(笑)本人も見ていたみたいです。(※R-18アカウントの為注意)
キアラ:マライア・キャリー
折角のハイツからのパスを逃してしまうという…レッド・カーペットから不安だったんですが…(胸以外マライア要素があんまり感じられなくて)こめかみに手を当ててフォルセットを出す真似も一回も見かけず…マライアなのにこれをしないなんて…(してたけど編集でカットされてる可能性もありますが)
観る方はいつもドキドキのスナッチゲームですが、カナダ勢はみんな強すぎでは…大部分は安心して見れました。お互いへの絡みも上手いのは仲が良いからかなとも思ったり。スベってるシーンを強調しすぎてない編集も良かったのかもしれません。いつも「スベっててどうしよう…」みたいな出演者の表情でこっちも胃が痛くなってるので(笑)
スナッチゲーム終わりもそれぞれ激しく自己主張していて。胸を回すジンボ、ポニーテールを回すレモン、そして生死が定かではないリタ(怖すぎる)。
この中で一番を選ぶのは難しそう…ジャッジに同情してしまうというやつですね。UK S1も名スナッチ・ゲームだななんて思ってたんですが、カナダもすごく良かった。
ランウェイ:“Night of a thousand Celines”
The iconic @marywalsh11 was born ready to werk the #CanadasDragRace runway! pic.twitter.com/8sP3dw7mV7
— Canada's Drag Race (@canadasdragrace) 2020年7月31日
ゲストのMary Walshはルックもfierceでしたし、ランウェイ前の案内?もfierceでした。
今回のランウェイはカナダの大スター、セリーヌ・ディオンがテーマ。
好きなルック
リタ
Yes, baby! - insert french canadian accent 🙏🏼 https://t.co/ohCKGFZzMr
— Rita Baga (@ritabagaz) 2020年7月31日
有名になる前のセリーヌのルックというちょっとマニアックなネタで勝負してきましたね。コンサートでの動きを真似していたりして詳しそうだな…
ジンボ
Category Is: Night of a Thousand Celines ✨ @jimbodragclown is @celinedion: Paris Fashion Week, 2019 pic.twitter.com/pnuWoOVgxA
— Canada's Drag Race (@canadasdragrace) 2020年7月31日
戸愚呂兄弟のようだと言われていたルックですね。これを選ぶとは流石ジンボ。ウィナーも納得です。喜び方ものんびりしていて笑いました。おめでとうございます。
イローナ
Category Is: Night of a Thousand Celines ✨ @IlonaVerley is @celinedion: Celine Dion Collection Launch, 2017 pic.twitter.com/Z2d8wZiDPO
— Canada's Drag Race (@canadasdragrace) 2020年7月31日
セリーヌのルックを自分らしくアレンジしていましたがかわいい。これがランウェイでは初ヒールらしい。
リップシンク
ドラマティックな始め方でプリヤンカがすでに一歩リードしているように思いましたが、ノンストップで踊り狂うキアラも目が離せないし本当に白熱した戦いでしたね…
キアラがプリヤンカに絡もうとしているような場面も一瞬ありましたが、プリヤンカは自身のパフォーマンスに没頭しているのかスルーだったので勝ちそうだなと感じました。(相手に飲まれていない)
曲はもちろんセリーヌ・ディオンの『I Drove All Night』。
いや~もうカナダはキャストみんな好きになってきてるのでエリミ辛いです…演技チャレンジで上手くやれていたのでもっと残りそうだなと思っていました。
Kiki(というあだ名かわいい)はNerve(大胆さ)を人一倍感じるのできっとオールスターではやってくれるだろうと思っています!
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*2:ディーディー・ブランチャード殺害事件 - Wikipedia
*3:伝説的なフランスの歌手。マリアン・コティアール主演の伝記映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』などで知られています。