madaraの来世に期待

感想連載中:RPDR AS5、POSE S2、Canada's Drag race

【シーズン2】『POSE/ポーズ』 EP10 "永遠のマザー" 【感想】

『POSE』シーズン2エピソード10 "永遠のマザー" の感想です。 

 

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いよいよS2最終回! 

 

※ネタバレ注意!

 

和解した二人

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ブランカプレイ・テルは無事和解。 

自宅でネイリストの仕事を再開させているブランカ。具合はかなり悪そう。メイクでやつれたように見せてますね。今やボールにも顔を出していない…孤独は人を弱らせます。 

 

ブランカの状態をプレイ・テルがみんなに知らせたので、あの大修羅場以来、久しぶりの家族大集合。ブランカはひっそり死ぬつもりだったのでしょうか…本当にプレイ・テルと仲直りしてよかった。来たはいいけど相変わらずエレクトラは文句タラタラ(笑)

 

そして、デイモンが陰性で本当に良かった…いやほんと更なる悲劇が…とかなったら耐えられないところでした。パリにエヴァンジェリスタを創設すると言っていましたが、あのデイモンがファザーに…と親目線で感慨深い気持ちに。S3ではデイモンの子供達が登場したりするのかな。

 

リッキーが参加すると言っていたポーラ・アブドゥルのツアーは「The Under My Spell Tour」みたいですね。ちゃんと当時のことを調べて作ってるんだなと感心しました。でもマルコム・マクラーレンのツアーも本当にその時期にあったのかな。調べたけど分かりませんでした。

 

The Butch Queen First Time in Drags

男性が仕切るボールにはうんざり」そんなエレクトラ達の言葉を聴き、プレイ・テルはMC達に姉妹達へ連帯を示そうと持ちかけます。

 “The Butch Queen First Time in Drags”は実際にあるカテゴリーで、ゲイ男性がドラァグに初挑戦するというもの。

エレクトラのウォーキング指導が…自分も受けたい。

ここで、プレイ・テルがヒールを履いてフェミニンに振る舞うことに対して、強い拒否反応を示してしまいます。リッキーが詳しく話を聴くと、父親からの抑圧で未だに自分のフェミニンさにコンプレックスを持っていることが分かりました。キャンディの葬式で「フェミニンさを生き生きと表現しているキャンディに嫉妬していた」と告白していましたが、こういう生い立ちがあったからなのですね。

「私は自分の野心を恥じない」

 

フレデリカはフレデリカで、女性として抑圧を感じてきたことをぶちまけます。そして、ブランカの夢を妨げたことを彼女なりに罪悪感を感じている。心の中ではブランカのことを自分と同じく「苦難を経験し野心を持っていた女性」であると思っていることも分かり、境遇が違っていたのなら分かり合えたんじゃないかな?などと考えてしまいました。

 

「世界はあなたに追いついていない」

 

エンジェルの素性が勝手に明かされてしまいモデルの仕事が無くなってしまうことに。

腐るエンジェルにパピはタレント・マネージメントの仕事を立ち上げると言い出します。

注目していたジャズミン・ウィンター、プライド高くて最高!流石、エレクトラの娘だなと思いました。S3ではもっと活躍してくれることを期待します。

モデル・エージェントのフォードも初めから色眼鏡なしにエンジェルを評価していて、良心的な存在ですよね。「世界はあなたに追いついていない」という言い方も思いやりがあるなと思いました。

 

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パピほんと初期はおバカキャラだったのが信じられないですね…今思うと純粋さの表現だったのか…大号泣ですよ。いつの間にか自分の「強み」も把握してたりして…「自分には何も無い」と言ってたけど彼にはそのダイヤモンドのような「誠実さ」があったんですよね~

 

最初はヤクの売人だったのに…とデイモンと同様に成長がめざましいキャラクターです。やっぱりブランカが励まして自分に自信を持てるようにしたのが大きいんだろうなあ。そして自分自身の力でネイルサロンを開いた彼女の背中を見ていたこともきっと影響してるんでしょう。婚約おめでとうおめでとう…!

 

エンジェルが名前を挙げていたチューラはイギリスのモデル。

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1981年、コッシーはジェームズ・ボンドシリーズ映画『007 ユア・アイズ・オンリー』のエキストラに配役された。1982年の映画公開の直後、タブロイド紙ニュース・オブ・ザ・ワールドは一面の「James Bond Girl Was a Boy. (ボンドガールはかつてボーイだった。)」という見出しと共に、コッシーが性転換者であることをついに明らかにした。記事は瞬く間に広がり、コッシーは彼女自身の証言によれば、報道により自殺を考えたほど動揺していた。しかし、彼女は結局モデルの仕事を続ける事ができた。この騒動に応えてコッシーは1982年に初の自伝「I Am a Woman」を発表した。

引用:キャロライン・コッシー - Wikipedia

 

 「I Am a Woman」は見つけられなかったんですが2番目の自伝「My Story」がAmazonで購入できるようです。

最後のボール

ここぞとばかりにボールの時間を長く取ってくれて嬉しい。華やかな終わりで楽しかった。

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フェロシティはルルをマザーにして存続してるんですね。久しぶりの登場でしたがジグリーがかわいかった。そして、S1で登場していたアフロディーテも。

 

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ジャッジ席には女性の姿も見られるようになりました。そしてヴォーグも男女混合という形に。

 

マザー・オブ・ザ・イヤーを受賞して大喜びするエレクトラがかわいかったです。今回は受賞に文句ないんじゃないでしょうか。エレクトラも人としての成長が見られたキャラクターですよね。素直に愛情表現できるようになったのは大きい。

ブランカへのエレクトラの紹介が本当に感動的で…「my heroin my heart」ですよ…エレクトラそんなこと言えるようになったのか…

  

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エレクトラの「Come Judge For Me」がリミックスされて曲になっています。↑

ブラザーフッドシスターフッドときて、最後は両者の連帯というシメなのかなと思いました。何気にジャッジの厳しいルルが面白かったです。今回は彼女もとても綺麗だった。 

ドラァグ姿はビリー・ポーターの十八番なのに、作中では慣れない様子を演じているのが面白い。

 

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 最後の最後はブランカの圧倒的リップシンクアメリカ国歌を高らかに歌い上げます。


Whitney Houston National Anthem Super Bowl Performance Video 1991

実際、91年にホイットニー・ヒューストンがスーパー・ボウルで国歌を歌ったので、きっとコミュニティ的にはそれが大きな出来事だったんだろうなというのも伺えました。

 

 「I'm Every Women」でお祭り騒ぎ気分で終わるの良かったです。曲も女性賛歌ということで今回の内容に合っているし。

 

ラストの言葉

 

ハウスは家の無い少年少女の居場所

日が昇るように彼らは現れ続ける

ープレイ・テル

シーズン1の時のプレイ・テルのセリフですよね。ここで引用して来るんだなあ。S1~S2で約4年経ってるってことですよね。ブランカはまた新たな子供達を育てて行くのでしょう。

 

幸いにもシーズン3が決定しています。リアルタイムで観れそうにないのは残念ですが、楽しみです!

www.cinematoday.jp

 

余談

 

 今回エンジェルが着ていた赤いドレスは、俳優パティ・ルポーン本人がインディア・ムーアに贈ったもので、パティがブローウェイ『エビータ』でトニー賞を受賞した時に実際着ていたものなんだとか。

 

 

 

 

ラマー・ウィンター役のジェイソン・ロドリゲス(Slim Xtravaganza)が自らのハウスの子供達とヴォーグを踊っている動画です。

彼が答えたNYTIMESのインタビューも載せておきます。ニンジャ、エクストラバガンザのメンバーだった過去があり、今は自分のハウスのファザーをしているらしい。道理で身のこなしがハイレベルだなと…「S3の撮影などで忙しい」みたいな話が出てきたのでまた登場するみたいですね。

 

www.nytimes.com

 

 

カナダ・バンクーバーオンラインのボールが開催されるそうです。Slim Xtravaganzaことジェイソン・ロドリゲスが審査員として参加します。

 

開催時刻:2020年07月30日(木) 9:00~13:00(日本時間)

チケット代:無料(任意で寄付という形)

※寄付金の50%がBlack Lives Matterバンクーバーに渡されるとのこと。

チケット購入は以下URLから。

www.eventbrite.ca

タイトルからして「家の改装」がテーマ?審査員にフィリピンから参加している人もいるようなのが気になります。今はブッチ・クイーン、フェム・クイーンのリアルネスだけでなく男女どちらの性別にも属さない人(ノン・バイナリーなど)が参加できるものがカテゴリーとしてあるようでボールも変わってきているんだなと感じました。

 

 

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