『POSE』シーズン2エピソード9 "真夏の夜の夢" の感想です。
※ネタバレ注意!
フレデリカの逆襲が
「夜道を歩く時は背後に気を付けるんだね」というような典型的な言葉で脅していた不動産ババアことフレデリカ。どんな手段に出るのかなと思っていましたが、まさかの自分が所持する物件を放火。肉を切らせて骨を断つやり方、しかも保険金を儲けるという。それにしても綺麗に中だけ焼いたもんですよねw
落ち込むブランカをエレクトラ達が元気づけることに。エレクトラ良い家に住んでるなと思いましたが「あの匂い」がするのでくつろげない様子。冬は匂わないのかな?と思いましたがそんなことないですよね死臭って…
ルンルンで運転していたエレクトラですがまさかの無免許運転…S1でも車運転してたけどシュガー・ダディは無免許の彼女に車買い与えてたんだろうか。今まで事故起こさなくて良かった。
4人でビーチにGO!
みんな水着に着替えてキャッキャッしててかわいいし楽しい。ずっと見ていたいですね。エレクトラのパールピンクの水着良い。
海でのブランカとエンジェルの会話良かった。今度はエンジェルがマザー・オブ・ザ・イヤーに…S3の伏線だったりして。
ブランカ、溺れたにしてはBGMおかしくない?緊迫感無いんですけど?と思いつつ見守っていましたが…ライフガードと恋の予感…?
いやでも助けた人の唇をうんぬん言ってるライフガードってちょっと嫌だなと思ってしまいました(笑)
過保護になったエレクトラ
レストランでのあからさまな差別的な横槍にshadeを返すエレクトラ。やりこめられた相手は、その後も背景でチラチラ彼女達の方を見ていて面白かったですw今だったらネットに晒されたりするんだろうなあ…こんな差別者丸出しな言い方…
キャンディのことがあったからかエレクトラが過保護になってて…ツンデレのデレの部分を結構隠さなくなってきたの良い変化かもしれない。しかも夜通し三人待ってたんですね。デートの様子を聴くエレクトラの表情が優し気だし目がキラキラしててほっこりしました。(エレクトラばかり見ている)
楽しそうな4人の様子に和みながらガレージのジョーのことがちょっと気になってしまう自分。(EP3のことがあるので…)無事でホッとしましたが。熱中症になりそうだから水分は上げた方がとか思っていましたが杞憂でしたね。体丈夫そう。
シスターフッド
今回のテーマはシスターフッドなんだろうなあ。パピしか男性キャストが登場しないという徹底ぶり。前回はプレイ・テルが仲間たちとワイワイしていたので、その対比という気もします。
En Vogueの『Hold on』でノリノリな時に、キャンディが登場したシーン。エレクトラに恨み言でもいうのかなと一瞬思いましたが、4人に加わるだけだったという。キャンディの棺に挨拶できなかったというエレクトラの心はきっと軽くなったはず。
前回、ハウスのメンバーがいなくなって寂しそうだったブランカでしたが、恋愛が上手くいきそうで良かったです。エイドリアンが彼女を支えてくれると良いな。久しぶりに楽しい回で…ここのところハードな展開多かったから息継ぎができた気がします。
次回、S2最終回…どうなるのでしょうか。楽しみと同時に怖さもあります。
ラストの言葉
姉妹(シスター)の腕の中より安らげる場所がある?
ーアリス・ウォーカー
今回の言葉は小説『カラーパープル』を書いたことで知られるアリス・ウォーカー。ブラックまたは有色人種のフェミニストを表す造語「womanist」を言い出した本人だそうです。バイセクシャルを公表。