『POSE』シーズン2エピソード6 "招かれざる案内人" の感想です。
※ネタバレ注意!
2015年のイメージでキメて!
Where we're going we don't need roads, just reads. #PoseFX pic.twitter.com/DhqRBOmtuW
— PoseFX (@PoseOnFX) 2019年7月27日
今回のカテゴリーは未来。
何故2015年かというと恐らく89年公開の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』が2015年の未来にタイムトラベルするという内容なので。
クワンザはアフリカ系アメリカ人の間で祝われる行事ですが、その時に着る民族衣装をモチーフにしたルックが見事でした。
ブリキの木こりがシルバーの木こりになっているのもインパクト抜群でしたね。
シンドバットがテーマじゃない!と言われていましたが、本当にもうちょっとどうにかならなかったのかあのルックは…w金のパンツしか未来感ない気が。
倒れたプレイ・テル
死の恐怖におびえるプレイ・テルの前に、なんと亡くなったはずのキャンディーが登場。まさかこんな再登場の仕方をするとは…
アルヴィン・エイリーにダンスを教わっていると言っていましたが、前回のクレジットで彼の言葉が引用されていました。リベラーチェはピアニスト。
案外、天国で楽しい生活を送っているようですね。
何故彼女がこんな死神的な役割なのかというと、プレイ・テルには彼女に対して冷たく当たっていたという罪悪感がまだ残っており、それがこういった幻覚を見せているのかもしれないなと思いました。
色んな"案内人"が登場しましたが、プレイ・テルの辛い過去の出来事なども明らかに。ビリー・ポーターの演技力がまたもや発揮された回でした。元恋人コスタスはS1に登場したのと同一人物のようです。
トレーンにたっぷりウィッグを乗せたタクシード姿という一人ミュージカルの際のルックが素敵だったのですが、画像が見つけられず…
不動産屋のフレデリカ
初登場から気に入っているキャラクターです。やっぱりどこか憎めない。RPDR S2スナッチ・ゲームの時のパンドラ・ボックスに見えてしまう…
意外に良い人なのかなと思いきや、策士でしたね。EP1から予想していたんですが、やはりコミュニティ全体で彼女に対抗していく形になりました。S2は彼女がラスボスといった立ち位置かもしれません。
ミュージカル回
.@Spotify has all the #PoseFX songs in one place. Give your heart and ears some love https://t.co/NPQdxtvfyQ pic.twitter.com/vrn5lHuUzf
— PoseFX (@PoseOnFX) 2019年7月28日
今回の最大の見せ場はブランカ、プレイ・テルを中心としたオリジナル曲でのパフォーマンス。各サブスク系で配信もされています。
気持ちよさそうに歌い上げるエレクトラに笑ってしまいました。ブランカの表情が正直すぎる…そんなエレクトラが大好きでたまりませんが(かわいくないですか?)私もハウス・オブ・ウィンターに入ってエレクトラに黄色い声援を飛ばしたいです。
ちゃんとこの曲も配信されていますが、微妙な音痴ぶりがクセになりそう…
ブランカもエイズを患っていると皆の前で打ち明けましたが、エレクトラは確か、このことを知らなかったんですよね?ショックそうな表情だったので、今後、態度が軟化することを期待します。
また、サロンの前での抗議にもハウス・オブ・ウィンターはいなかったので、彼女たちが団結の輪に加わるのはまだ先になりそうです…
ラストの言葉
我々は嫌悪の対象ではないと
自分に言い続けなければならない
ーマーロン・リッグス
クレジットの前に登場したのは、マーロン・リッグスの言葉。94年に亡くなった映画製作者、教授、活動家として活躍した人物です。
人種やセクシャリティーをテーマとしたドキュメンタリー映画が高く評価されており、黒人ゲイ男性のコミュニティを追った『Tongues Untied』(89')などの作品で知られています。Vogueを踊るウィリー・ニンジャの姿も登場するようです。