なんだか雲行きが怪しくなってきました…
登場するRu girlsもご紹介。
【Ru girls】ピッツバーグのゲイバー
・カティア(S7)
・ジンクス・モンスーン(S5)
感想
カティア、ジンクスはカメオではなく、こんなにしっかり登場するんだとびっくりしました。パフォーマンスするカティアはとっても素敵だったのですが、酷いオチ(笑)ジンクスはジンクスでしたね。演じているというかそのまま。役名がなんとイーディ。スナッチゲームで演じた人物(リトル・イーディ)にちなんでいるのでしょうか。
ココアバターが「Girl」と何回も言うシーンが妙にツボにハマってしまいました…(笑)これからも登場するのかな。楽しみです。
AJのスタンスは自分と被る部分があって、私も女でいることが窮屈なことがあります。
女にもなりたくないけど、男になりたいわけではない。
だからといって別に自分が男性だという意識があるわけではないのでトランス男性ではないし、ノン・バイナリーかと言われると違うんだろうなと思います。(現時点では)
「女の子ならほっとかれるから」というのもちょっと分かるかも。身なりに無頓着だと「女の子なんだから」と言われてしまうし…AJは他のところで煩わしさを感じているのかもしれませんが。
女性であること、他者から女性であると認識されることに違和感や嫌悪感は無いんですが、「女らしくしろ」とか「女はこう生きるべき」とか言われるとそれは自分にはフィットしないんですよね。だから「女になりたくない」というより、「"女らしさ"を押し付けられるのは嫌だ」と言い換えた方が適切なのかも。
AJの話を聴いて「テキサス1の赤いバラ」でパフォーマンスするルビー。歌詞はまさしく「女として強く生きていくのよ」というような内容で。
ドリー・パートン主演映画の曲らしいのですが、あらすじを読むと娼婦宿の女主人である主人公が保安官と結ばれ、最後には議員夫人となるという結末。
AJは当然その歌詞には反発を覚え、長かった髪を切り落としてしまいます。よかれと思って曲を「テキサス1の赤いバラ」に変えたルビーはショックを受けていましたが、「女として(女らしいまま)強く生きろ」というメッセージはAJにはとても窮屈に感じたことでしょう。
今回の内容で雲行きが怪しいなあと思ったのはこういったルビーとAJのジェネレーションギャップとでもいうところ。
今後ルビーが旧来のジェンダー観を改めるかどうかが気になりますね。
前回、『Ruby is red hot』はリリースされるのかと気になっていましたが、ル・ポールは新アルバムをリリースしたようです。『Ruby is red hot(kummerspeck Redex)』が収録されています。☟