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【感想】『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3第7話“御目の前で”

 

『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3第7話“御目の前で”の感想です。 

 

 ニック役の俳優から日本のファンへコメントが。

  

※思いっきりネタバレあり

 英語のタイトルでは"Under His Eye"となっています。『グッド・オーメンズ』では「神の声が女性だった」ことで抗議の署名運動が立ち上がっていたこともありました。神は伝統的に男性名詞で表されることが多いようですが、性別を持たないと言われることもあるそうです。(参考:父なる神 - Wikipedia)そのうちtheyと呼ばれるようになったりするのかな。

 

 

エミリーとモイラ

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予想通り、カナダでの様子が描かれたわけですがエミリーには更なる苦難が。司令官の妻を殺害してしまったことを抱え込んでいた彼女ですが、モイラに打ち明けることで楽になったんじゃないでしょうか。

事前にSNSでこのシーンを知っていたのですが、てっきり「ニコール誘拐の容疑」で収監されているのかと思っていました 。この回ではジューンと同じくカナダでも戦っている人たちがいるというのを描きたかったのかなと思います。亡命後も彼女達の戦いは続きます。ルークが登場していないのが少し気になりますが、あのテープを聴いた後どんな心境なのでしょうか。

 

ハンナに会いに行ったけれど…

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エレノアに協力してもらいハンナに会いに行くことになったジェーン。

途中でパットナム夫人に会いましたが、「new your mistress(新しいあなたの妾・愛人)」とジューンのことを呼んでいたので感じが悪いなーと思いました。

アンジェラが生きてるのはジューンのおかげというのに。

パットナム夫人ってアンジェラ生還後にはジャニーンやジューンへの態度が軟化していた記憶があるんですが。E4でジャニーンが暴走してからは「やっぱり侍女は信用できない」って心変わりしたんでしょうか。

 

ここでは、エレノアは子供を渇望する余り、精神が不安定になっていることが明らかになりました。勝手に夫の非道な行いに思い悩んだ末に…と思ってたんですけど、それだけではなかったようです。それでも侍女に儀式を強要したりしないんですよね。そこはセリーナとは違う部分だなと思います。

ジューンも言っていましたが、ほとんど外に出ていないことで、返ってそのことが彼女の精神を悪化させているような気もします。(日光を浴びることでセロトニンも増えるそうなので)ジャニーンを見ていても思うんですけど、ギレアドでは精神を患っている市民に対して適切な治療を行っていないのかな?と疑問に思います。

オブマシューの密告

 

冒頭でも処刑シーンが描かれていましたが、最後にも処刑シーンが登場。処刑されるのは、なんとジューンに協力していた女中。 前にもジューンを匿ったことで処刑されてしまった一家がいました。あの時はさすがに狂いそうになっていたジューンですが、今回は少しだけ涙を流すだけ。 あの一家や、エレノアなどジューンのために犠牲になってしまった人間達は数知れず。ジューンはそれでも前に進んでいくのでしょうか。 自分だったらもう心が折れそう…

 

ジューンがオブマシューにブチ切れていましたが、 「もっとやれ」と思いつつも「いやでもそもそもハンナに一目会いたい気持ちを抑えられなかったジューンのせいでもあるのでは」などど頭の片隅に浮かんでしまいます。突き詰めていくとギレアドが全て悪いのは明らかなんですけれども。結局ジューンはハンナに会うことができなかったし、女中が無駄死にといった形になっていて本当に胸糞悪いですね。 

 

冒頭では侍女に処刑させるギレアドのシステムに慣れた様子のジューンが描かれていました。モイラ、エミリーが「(ギレアドによって)怪物に変えられてしまった」と自分達のことを言っていましたが、ジューンもまた変化しているということでしょう。

 

リディアおばから監視されている(彼女なりのジューンが"道を踏み外さないように"という配慮なのでしょうか)ことが発覚したので、今後は動きづらくなりそうですね…

 

その他所感

ニコールがギレアドに連れ戻されるのではないかという懸念はなさそうです。ギレアド側はニコールを外交カードとして利用するのみ。フレッドはニコールを取り戻してセリーナの希望を叶えようとしていましたが、果たせないということになります。

セリーナとフレッドがあっさりと和解したようなので個人的にはつまらないなと思ってしまいました。 フレッドを見つけて笑うセリーナは可愛らしいなと思いましたが…このまま二人はD.C.で新たな生活を始めるのでしょうか。

 

ちなみにほとんど白人しか登場しないこのドラマでアジア系の「妻」が登場していて少し驚きました。これに限らず有色人種はあまりこのドラマには登場しません。

ネットフリックスのドラマ『親愛なる白人様』ではこのドラマのパロディーが作中劇として登場しています。

 

エンディング曲

クレジットで流れていたのはFiona Appleの『Every Single Night』という曲です。フィオナ・アップルは私も聴いていた時期があるのですが、アンニュイな曲が多いです。彼女は自身の性被害を公にしていることでも知られています。『Every Single Night』収録のアルバムは7年ぶりのリリース。

 

I say to her, Why'd I say it to her?
What does she think of me?
That I'm not what I ought to be
That I'm what I try not to be
It's got to be somebody else's fault
I can't get caught

 

Every Single Night  /Fiona Apple

(意訳)

私は彼女に言う、なぜ私は彼女にそれを言うのだろう?
彼女は私をどう思うんだろう?
私は本来あるべき姿ではない
私はそうならないようにしようとしている
他の誰かのせいだ
私は捕まることができない

 

この箇所の歌詞はギレアドで多くの罪を犯してしまったエミリーの心境を表しているようでもあり、オブマシューに怒りをぶつけるジューンを揶揄しているようでもあります。

 

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