こんにちは。
ついに波乱万丈だったAS4もファイナルを迎えることになりましたね。
Netflixにやっと日本語字幕が来たので感想をアップします。
※ネタバレ全開です!
TOP4に残ったのは…?
前回ラトリスが落ちて残ったのはトリニティ、ナオミ、モネ、モニークの4人。
最後の課題はルポールの曲『SuperQueen』の歌詞を自分で書いてダンスを踊るというもの。振り付けを担当するのはおなじみトドリック・ホール。
モネは振り付けはあっという間に覚えてしまい、トリニティはそれを見て自信をなくしそうに。
トリニティはなかなか振り付けが覚えられなくて苦労していました。ケネディ・ダベンポートも言っていましたがリップシンクで踊るのと振り付けを踊るのでは全く違うと言ってましたね。
ナオミはダンサーの一人と面識があったようで練習中なのに話しかけてトドリックに注意されていました。「男日照り」と言っていましたが、番組に出演中はほぼ軟禁状態なので無理もないかもしれませんw
モニークは側転ができなくて大爆笑(特にトリニティに)されるという憂き目に(笑)
最後まで面白いモニークでしたね!
オールスターOG3人が登場!
チャド、アラスカ、トリクシーが登場。
「オールスタールールは停止します。私たちが優勝者を決めるわ。」
と言い出して恐慌状態に陥るTOP4。(多分この後 CM に入ったのかな?)
しかし、それは冗談だったということがすぐに明かされます。
「うそうそ、ルーが優勝者を決めるわ」
…つまりルールも停止されないということですね。
このくだりは台本棒読みしている感じでしたね。
なんだか始終OG3人の「お仕事感」を感じました。お疲れ様です…
本当だったら結構面白い展開だったかも…と少しだけ思いました。
TOP4のパフォーマンスの時に度々OG3人のカットが入るので、気が散るな~と思ってしまった。決してこの3人が嫌いなわけではないんですけれども。
AS3のように脱落したクイーンたちを登場させて欲しかったです。特にマニラ!
TOP4パフォーマンス
パフォーマンスに関しては上記のOG3人のくだり以外は結構好きだなと思いました。どうやら、スローテンポなので視聴者からの人気はないようですが。 確かにAS2、3と比べると派手さには欠けますね。
その分、じっくりとクイーンたちのパフォーマンスが見れたのでそこは良かった点だと思います。自分は何度も見返すぐらい気に入っています。
モネの衣装が映画『ブラック・パンサー』のオコエぽかったですね。ワカンダ・ フォーエバーの仕草もランウェイでしていたので意識していたのではないでしょうか。
決めるところはビシッと決めているしオーラも感じるしモネの貫禄は十分だなと思いました。表情に自信があふれていましたね。かっこよかったです!
モニークは「気力を使い果たした」というようなことを言っていたので心配でしたが、迫力は十分だったと思います。確かに表情は少しお疲れなのではと感じました。
モニークの作詞部分のリズムが何かに似てるな~と思って考えてたけどJ.LOのLove Don't Cost a Thingだ!思い出してスッキリした
— madara (@madara48528048) February 19, 2019
あらためて聴いてみるとそうでもないかも。
ナオミが一人だけ激しいダンスではなくポージングメインのダンスだったせいか、あまり印象に残りませんでした。振り付けがS8ファイナルのパフォーマンスと似てるなとも思ったんですよね。
トリニティのパフォーマンスは素晴らしかったですね!最終的に振り付けをちゃんと覚えてくるところもプロフェッショナルだと思いますし、ビシッと決めていたと思います。衣装もコンセプトに合ったものでとても良かったですね。
ただ、本人も言っていた通り緊張しているのが伝わりました。いっぱいいっぱいになっているなあと感じたのですが、カーソン・クレスリーからやはりそのことを見抜かれていましたね。逆にそれが迫力あるパフォーマンスに繋がったようにも思えました。
(トリニティを推していたから私の贔屓目もあるかと思いますが)
I CALL SHADE!!なラスト
TOP2に選出されたのはモネとトリニティ。
そして、最後のリップシンクが始まります。曲はクリスティーナ・アギレラの『ファイター』。過酷なこの戦いの最後を飾るにふさわしい曲だと思います!
モネのリップシンクがとても見事でした。
彼女の表情と「同じウィッグ放り投げるとそこにはまた同じウィッグが!」というギミックには笑わせられました。
S9ファイナルの時も思ったのですが、トリニティは気が強いように見えて、リップシンクで相手が優勢だった時に無意識に弱気になるという弱点があるように思いました。今回もそれが少し出てしまった気がします。
そして、衣装の一部を剥ぎ取るギミックはインパクトが薄かったように思えます。
パフォーマンスだけで正々堂々と戦おうと思ったのかもしれませんが、リップシンクの際にギミックを使うのが当たり前になっている昨今のRPDRでそれをしようとするのはかなり無謀な作戦に思えます。
それでもちゃんと最後までやり遂げた彼女には拍手を送りたいです。
さて、優勝決定のシーンは事前にそれぞれが優勝した体で別撮りし、番組放映時に改めて正式に優勝者を発表するというのがこれまでの通例です。
AS4ではこれまでの「ル・ポールのドラッグレース」では例を見なかった結果が待っていました。
GAG! 😱 A double-crowning! 👑👑 CONDRAGULATIONS to our All Stars @monetxchange and @TrinityTheTuck!!! 🌟🌟 You're BOTH winners, baby!!! Well-deserved, ladies!!! 🎉 #AllStars4 pic.twitter.com/99r2HIMB4Z
— RuPaul's Drag Race (@RuPaulsDragRace) February 16, 2019
なんと、二人とも優勝者に!!
おそらく発表した時のル・ポールの声は後から吹き込んでいるのでしょう。
大喜びの二人でしたがこの時はまだ結果を知りません。
二人とも自分が優勝したと言うことを想定して反応をしているのです。
「整形し放題よ!!ボトックス!待ってなさいよ!!」
全力で喜びを表現するトリニティ…
実際に放映されたのを見て結果を知った時の反応は全く違うものでした。
喜ぶモネに対して呆然とするトリニティ。
賞金はそれぞれ同額与えられたのでそれは本当に良かったと思います。
半分ずつだったら更なる批判が集まるところでしたね。ちゃんと賞金もらえると分かったトリニティは嬉しそうでホッとしました。
どうしてこんな結果になったのか。
これまでオールスターはチャド、アラスカ、トリクシーとホワイト・クイーンが優勝していました。
そのため、人種配慮をして今回はアフリカ系のクイーンを優勝させようとしていたと考えられます。
でもこれまでの成績を見るとトリニティはかなり優勢でした。
彼女を優勝させないとそれはそれで批判を浴びてしまうと思った番組サイドは苦肉の策として二人の優勝者を出したのだろうと思われます。
トリニティに優勝してほしいという気持ちはありましたが、私は自分が公平だと思う意見を述べようと思います。
ストレートにモネだけを優勝させてもよかったのではと思いました。最後のパフォーマンスも、 リップシンクも見事なものだったからです。
大多数の人が思っている通り、モヤモヤする結果に終わったAS4。
2分割画面とか編集雑だなあと思いましたが、番組サイドも苦慮したのかな。
Soo .. I won! ❤️ pic.twitter.com/7eHQuqxm3b
— Trinity The Tuck (@TrinityTheTuck) February 16, 2019
でも、応援していたトリニティが一応は優勝したので、ホッとしたところもあります。
ファイナルのヴィヴィアン・ウエッジウッドなドレスも良かったですよね~
すでにS11の話題に湧いていますが、今度はどうなることやら…
Netflixでの配信もあるかどうか怪しいですよね。
今回も、字幕が「ナオミ¥」と表示されたり、フリガナがズレていたりとかなり翻訳も切羽詰まった様子でした。翻訳された方をねぎらいたい気持ちです。お疲れ様でした。