現在、彼はイギリスのロック・バンドQueen(クイーン)とジョイントしてツアーを回っています。
正確には「Queen + Adam Lambert」というユニットをブライアン・メイ、ロジャー・テイラーの2人と結成している形です。
アメリカン・アイドルのオーディションで『ボヘミアン・ラプソディ』を歌った彼が、現在クイーンのフロントマンとして活躍しているとは…何というアメリカン・ドリーム!
映画『ボヘミアン・ラプソディ』にもフレディがメアリーにツアー先から電話をかけるシーンに登場しているそうです。気付かなかった…
思わせぶりにフレディをチラ見しながら男子トイレに入ってゆく男…
確かに歩き方はアダムですw
Lol #bohemianrhapsody @ItsRamiMalek pic.twitter.com/984cjkXIjC
— ADAM LAMBERT (@adamlambert) January 20, 2019
現在フレディ・マーキュリーのポジションにいる彼について書いてみようと思います。熱狂的ファンというわけでもないので、過不足あるかと思いますがご了承くださいませ。
アメリカン・アイドルでクイーンと共演
私が彼を知ったのはアメリカン・アイドルシーズン8最終回でクイーンと共演したタイミングです。
クイーンメンバーも絶賛!という評判を聴いて「またまた~」と疑い半分で共演動画を見てみたら明らかにブライアン・メイの反応が違いました。
是非、ボーカルに!といったラブコールはこの直後からあったようです。
優勝者が決まる前から大人気だったアダム。
(課題でマイケル・ジャクソンの『Black or White』を歌った時はもはや彼の「ワンマンライブ」のような雰囲気に…)
Adam Lambert - "Black or White" on American Idol - YouTube
最終回でクリス・アレンが優勝しても人気は衰えませんでした。
(残念ながら、アダムは準優勝という結果)
また、番組終了後にゲイであると『ローリング・ストーン』詩のインタビューで認めたことも話題になりました。
アダムはゲイであることをそもそも隠してはおらず、オープンにしていたそうですが、番組制作側の要求で事実を伏せていたのだとか。
(後にル・ポールのドラァグ・レースでスターになったアドレ・デラノはアメアイシーズン7出場者ですが、同様の理由でセクシャリティは伏せていたそうです。)
そして、満を持してソロCDデビュー!
てっきりロックを歌うのかと思いきやバリバリのポップスで拍子抜けした記憶が。
(アメリカン・“アイドル”なので別におかしくはないけれど)
ここで、私の興味は一旦、離れてしまいました。
でも、改めてMV観るととても良いです。
ブリトニー・スピアーズなどに代表されるセクシー・ディーヴァ路線のMVですね。
ヘビが出てくるところなんか、かなりブリトニー意識なのではとつい思ってしまう(ブリちゃんのファンなので)
振り付けも女性向けなのではというものが多いのですが、あまり違和感を覚えないのは不思議です。
男性ポップ・アイドルには詳しくないんですが、同時代に他にも同じような路線の人はいたんでしょうか。
そして、この時代のMVって本当に地下にあるクラブに行くのが好きだよね(笑)
2009年には過激なパフォーマンスで話題に。男性ベーシストとキスしてますが、カメラがあわてて遠景になってますね(笑)↓
Adam Lambert's Shocking AMA Performance - YouTube
2011年にMTV Europe Music Awardsで再びクイーンと共演。
Queen & Adam Lambert 'Medley' | 2011 MTV Europe Music Awards - YouTube
2012年にはセカンドアルバム『TRESPASSING』で米ビルボード・チャートで1位を獲得。
同年から「Queen + Adam Lambert」で活動するようになりました。
近年は髭を生やし、ジョージ・マイケル風に。
(実際、ファレル・ウィリアムスがプロデュースした『Trespassing』はかなりファンク・テイストで近いものがあります。)
Adam Lambert - Trespassing (Official Lyric Video) - YouTube
実際にトリビュートとして"Faith" (George Michael) を披露したことがありますが、ハマりすぎでしたね。
美しい歌声と高い歌唱力が魅力的なのですが、それを最大限生かすようなヒット曲が今後あるといいな~と個人的には期待しています。
↓とてもボーカルが美しくて好きな曲です。
Adam Lambert - Soaked With Lyrics - YouTube
※調べたところ英ロック・バンドMuseのフロントマンであるマシュー・ベラミーが提供した曲なんですね!退廃的でとても良いです。
アメアイのオーディションで(ミュージカルの経験があるためか)審査員のサイモン・コーウェルにボーカルが「theatrical(劇場的)」と皮肉っぽく言われていましたが、それこそクイーンのフロント・マンには必要な要素なのではないでしょうか。
日本にも「Queen + Adam Lambert」でまた来日して欲しいな~と密かに願っています。
最後にイギリス人司会者ジェームズ・コーデン(カー・プール・カラオケの人ですね)と「どっちがクイーンのボーカルにふさわしいか対決」が面白かったので貼っておきます。
Front Man Battle w/ Queen + Adam Lambert
ジェームス・コーデン「クイーンのフロント・マン(ボーカル)はイギリス人がやるべきだよな~アダムより俺の方がクイーンのフロント・マンにふさわしいよ」→アダム本人が登場…の流れ
もちろん仕込みなのですが、笑えましたw
そしてアダムが歌う『Another One Bites the Dust(地獄へ道づれ)』が最高ですので、そちらもぜひ、ご覧ください!(7:00~)
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました♪
madaraでした。
関連記事
アダム・ランバートが他のミュージシャンの曲をトリビュート(カバー)を行っている動画を集めてみました。
アカデミー賞授賞式でクイーン+アダム・ランバートが演奏 - madaraの来世に期待
アカデミー賞でクイーン+アダム・ランバートが演奏予定!また、アダムが新曲をリリースするに至った経緯を和訳しています。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』がアカデミー賞4冠に! - madaraの来世に期待
『ボ・ラプ』アカデミー賞結果まとめ。また、クイーンと共にオープニングを飾ったアダム・ランバートのファッションをチェックしてみました!(ただの趣味)
【歌詞和訳】『Feel Something』/ アダム・ランバート - madaraの来世に期待
2/22にリリースされたアダム・ランバートの新曲『Feel Something』の和訳です。